手織工房 ゆいと
~糸がつむぐ、ときのかけら~
天然素材の糸を使って手織りの布を制作しています。
「ゆいと」という名前には「結(ゆい)」と「糸」というふたつの想いをこめました。
糸と糸が出会い、結ばれてゆく、
そんなふうに、誰かの心と心もつなぐ布になりますように。
ていねいに、やさしく──日々の暮らしに寄り添う一枚を
昔ながらの道具を使い、時間をかけてひと織りひと織り。
手織りの布は空気を含み、やわらかな風合いが特徴です。
手に取ったとき、ふっと心が和むような、
そんなあたたかさをお届けしたいと考えています。
使う糸は、綿や絹などの天然素材。
肌に直接触れるものだからこそ、自然のやさしさを大切にしています。
また、自分自身年齢を重ね肌が敏感になるなかで、
天然素材の心地よさを、より感じるようになりました。
肌寒い季節や紫外線が気になる時期など、
一枚のストールが、肌をそっと守ってくれます。
長く使える、やさしいものを
手織りの布は、使うほどにやわらかくなり、肌になじみ、
日々の暮らしに自然と溶け込んでいきます。
そして最後は、天然の素材として土に還っていく──。
お肌にやさしいものは、環境にもやさしいのです。
そんな「長く使える、やさしいもの」を
日々心をこめて、糸と向き合いながら織っています。