The first step
今日は初めて作品を発表した時のことを書いてみようと思い
はじめの一歩、というタイトルにしてみました。
ものづくりに関わる人にはその作品を発表するタイミングというのがあると思います。
私は染織を学んだあと5年ほど、少しづつ作品を作っていました。
作品は身近な人に使ってもらったりはしていましたが、
知らない誰かに買ってもらえるほどのレベルなのか?
自信がありませんでした。
そんなある日のこと、部屋のかたづけをしていたら
本棚から一枚の名刺がぱらぱらっと床に落ちてきたのです。
見ると地元のギャラリーオーナーの名刺でした。
何年か前に商品の問い合わせをしたときにいただいて
そのままどこかの本の間にはさんでしまったようでした。
とても不思議な気持ちになり、思い切ってオーナーに電話してみました。
そのギャラリーは企画展の他に作品の委託販売もしていたので、
もしかしたら作品を置いてもらえるかも?
ドキドキしながら問い合わせると一度作品を見せてほしいとのこと。
そして作品を持参すると、気に入って下さり初めての作品展が実現しました。
作り手のみなさんのはじめの一歩は、どんな感じだったのでしょう?
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